山頂に佇む秘境カフェ、茂庵。
No. 120
秋の涼しさが感じられ、自転車に乗って何処までも行かれそうな気分。そんな本日は、京都でとっておきの秘境カフェへお出かけです。
京都市左京区にある吉田山。その山頂に佇むカフェ「茂庵 MO-AN」。
吉田山の山頂を目指すルートは主に4通り。初めての方は「神楽岡コース」がお勧めとあったので、ちょうど山の東側より、お散歩スタート!
幅広の階段が、ずっと奥まで続きます。カメラマンとしては、ワクワクする景色です!
そして…初めにお伝えしておきますが、素敵な階段と山道が続きますので、ちょっとしたトレッキング気分でご覧くださいね。(スニーカーをお勧めします。)
階段を登り詰めると、小さな案内を発見。あら、階段は続きますが登らないで、左ですね。
てくてく進むと、民家の横に小さな階段。
ふと石垣を見ると、朝の雨に濡れた蔦の緑がとっても綺麗です。
階段の突き当たりに、また案内。はい、右ですね。
わぁ!またまた、立派な階段。圧巻です。それでも、幅が広く、段が低いので、実は歩きやすいのです。
登りきったとことで、小さな看板に挟まれた入り口を発見!人が一人通るのがやっとです。まるで外国の本の世界みたい。緑の世界へ…。楽しみです!
ここからは、少しだけ山道。途中2つの茶室を過ぎ、森の中を登ると…
「茂庵」に到着しました〜。
週末には1時間待つこともあると聞き、平日の11時30分オープン前を目指してやってきました。その甲斐あって、先客は1組。外で待ちます。
「お待たせしました〜」と2階のカフェスペースへ。ぐるりと窓に囲まれた広い店内。ちょうど目線が緑の木々の高さ。素敵ですね。
西側は、京都の街が一望できます。その為、カウンター席がずらり。左大文字、京都御所、船岡山、京都大学、船形山…などなど。
月替わりランチ「シーフードの豆乳レモンカレー」をセレクト(¥1,500)。
季節のお野菜に、ごろっと大きなエビとイカがアクセント。豆乳の甘さがとっても美味しい!白インゲン豆のマリネとヨーグルトクリームのトマトジャムのせも、なかなか本格的。
景色を眺めながら、食後にゆずジュースをいただく頃には、お店はほぼ満席。
この建物は元々お茶席の時に食事をする場所だったそう。床と天井に組まれている梁は、ヒノキが使われています。優しい質感と光沢がとても美しいですね。
よく見ると建物は伝統工法の懸造り(かけづくり)です。
元々大正時代に創られた広大な茶苑。以前は八席あった茶室のうち、現存するのは二席。
田舎席。
静閑亭。
「静閑亭」と「田舎席」では気軽に楽しむことができる毎月の月釜を催しているそう。木々の緑に囲まれて、カフェでゆったりするのも良し。月釜で和の喫茶に触れるのもいいですね。
<ご案内>
茂庵 MO-AN
〒606-8311 京都府京都市左京区吉田神楽岡町8
075-761-2100
11:30〜18:00(17:00ラストオーダー) ランチタイム 11:30~14:00
(定休日)
毎週月曜日(祝日の場合は営業、翌火曜日を振替休業とします)
年末年始、夏期休業 8/17~8/31
(アクセスや月釜の情報など、詳しくはお問い合わせください)
まずはご試着ください♪
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