出雲大社相模分祠と温泉で、暑い夏を乗り切る。

いよいよ夏本番ですね！気持ちよく晴れた休日は、暑さに負けず元気に夏を乗り切れるようなスポットへお出かけしてみませんか？

今回わたしは、神奈川県秦野市にある「出雲大社相模分祠」へ行ってきましたよ。島根県にある出雲大社の分祠で、本社から神様を分霊して祀っているため、本社と同じご利益をいただくことができるそうです。

ちなみに、出雲大社のご利益は良縁結び。恋愛や結婚などの縁だけでなく、人が幸せになるためのさまざまな縁を結んでくださいます。現地に到着すると、山の中にいるような厳かで澄んだ気が充満していて、とても気持ち良い場所だと感じました。

手水舎は、秦野盆地の湧水が使用されています。環境省の「名水100選」にも選ばれているという秦野の水。まずは清澄な水で口と手を清めてから、本殿へ移動です。

木造が美しい本殿には、出雲大社の御祭神大国主大神様が祀られているほか、近隣の秦野市・伊勢原市・平塚市に鎮座する兼務神社23社28柱の御祭神も合祀されているとのこと。存在感のあるしめ縄が目を引きます。

死後の世界を主宰するという幽冥主宰大神が祀られている祖霊社。このあたりだけ神秘的な雰囲気が漂っているように感じられました。

境内には、千年の杜と呼ばれる森があります。日本古来の樹木が混植されているそうで、メダカやドジョウ、ホタルなどが生育しているとのこと。早速中へ入ってみましょう。

鬱蒼とした森の中を進みます。

森の中には湧水がありました。名水100選の中でも、さらに「おいしさがすばらしい名水部門」で全国1位を獲得したという秦野の水。飲料可のため、多くの参拝者がお水取りに訪れるそうです。実際に飲んでみると、やわらかくて飲みやすく、ほんのりとした甘みが感じられました。

千年の杜の守り神・龍蛇神様が祀られている龍蛇神の社。縁結びと金運のご利益があるそうですよ。

こちらは、天神社・筑紫社・祓社の三社です。

疫病除けのご利益があるとされる八坂神社は、須佐之男命・大国主命をお祀りしています。

八坂神社のすぐそばにある御神木は立派なけやき。秦野市文化財指定木にもなっており、樹齢は1000年あまりとのこと。連綿とつづく土地の歴史を見守ってきた貫禄のある大樹です。

さて、神奈川の温泉といえば箱根が有名ですが、じつは秦野にも温泉があります。数ある温泉施設の中から今回選んだのは、小田急小田原線「東海大学前駅」から徒歩約7分の場所にある「秦野天然温泉 さざんか」。

地下1000メートルから自噴する温泉は加水をしていない源泉かけ流しで、美肌や肩こり、傷癒し、保湿などに効果があるとのこと。日ごろの疲れを癒すため、すぐにでも湯に浸かりたいところですが、まずは施設内のお食事処でランチをいただくことにしました。

注文したのは、チキン南蛮定食。さくっと揚がったジューシーなチキンの上には、マイルドなタルタルソースがたっぷり。ボリュームも満点で美味しかったです。定食以外にも、丼・カレー・麺類・おつまみ・甘味・ドリンクなどが揃っていたので、湯上りにのんびりと軽く一杯やったり、食事をするのもいいですね。

お風呂は室内風呂と露天風呂があり、室内にはジェットバスや電気風呂、サウナなどがありました。露天風呂は檜風呂や壺風呂などが3種あり、丹沢の山並みを眺めながら湯に浸かれます。青空のもと入る温泉があまりにも気持ち良くて、心も体も芯からほぐれましたよ。

そのほか、マッサージやあかすりも行っているようです。次回はあかすりとあわせて、徹底的にリフレッシュしたいなと思いました。また、独立した休憩スペースはないのですが、広々としたロビー内に畳敷きの休憩スペースや椅子が置かれています。わたしはチョコミントのアイスを買って、テレビを見ながら、のんびりと過ごしました。

みなさんもぜひ、パワースポットや温泉へ出かけて、暑い夏を元気に乗り越えましょう！その際は、おしゃれをすることも忘れずに楽しんでくださいね。

＜出雲大社相模分祠＞
神奈川県秦野市平沢1221
0463-81-1122

＜秦野天然温泉 さざんか＞
神奈川県秦野市南矢名2-13-13
0463-78-0026
入浴料：平日700円・土日祝850円
営業時間：平日10:00～23:00・土日祝9:00～23:00

※詳しくはお問い合わせください。

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