新緑が気持ちいい!箱根湿生花園でリラックス。
No. 268
今年のゴールデンウイークは緊急事態宣言中の地域もあったことから、お出かけを満喫できたという方は少ないのではないでしょうか。せっかくの新緑の季節に旅行やお出かけができず、ストレスがたまっている方も多いかもしれません。そこで今回は、大自然の中で思いきり深呼吸をして、ストレス発散できるスポットへお出かけしてきましたよ。
訪れたのは、箱根の仙石原にある「箱根湿生花園」。都内からのアクセスは、「小田原駅」または「箱根湯本駅」でバスに乗り換え、「仙石案内所前」で下車し徒歩約8分です。無料の駐車場もあります。
訪れた日は快晴で、エントランスの写真を撮ったら虹のようなものが写りこみました。きれいですね。
公式サイトによると、箱根湿生花園は「湿原をはじめとして川や湖沼などの水湿地に生育している植物を中心にした植物園」とのこと。湿地帯の植物200種、高山植物など1100種のほか、貴重な外国の山草などもあり、全部で約1700種の植物を楽しむことができます。
それではさっそく園内を散策。林の中を抜けて、まず最初にたどりつくのが低層湿原区。カエルの「ケロケロ」という大きな鳴き声が響きわたっていて、とてもかわいいです。
低層湿原区で見られる「クリンソウ」は、濃いピンク色が可憐な印象。ほかにも、サクラソウなどが咲いていましたよ。
つづいてたどりついたのは、ヌマガヤ草原区。カエルの合唱だけでなく、鳥のさえずりや風の音も聞こえてきて、とにかく気持ちがいいです。見ごろの時期にもよりますが、パンフレットによると、ニッコウキスゲやエゾリンドウなどが咲くそうです。
散策中に見つけた花。純白の小さな花がいくつも集まって、ブーケのようになっていて素敵。ミツバチがとまっているの見えますか?
こちらも散策中に見つけた「ヤクシマシャクナゲ」。白い花がさわやかで、すがすがしいですね。
「ハヤチネウスユキソウ」という花も咲いていましたよ。ベルベッドのような質感の花びらと、黄色い中心部のまわりが少し黒くなっているのが個性的な印象の花でした。
さらに順路を進むと、高層湿原区に到着です。陽の光を浴びて、緑がきらきらと輝いています。青空と山々にも囲まれた自然豊かな環境に、コロナ禍ということも忘れてしまいそうです。
散策中に見つけた花。緑がかった黄色い花が目を引きます。
ちなみに園内はとても広く、ゆっくり全体を回ったときの所要時間は約40分です。日ごろの運動不足も解消できそう。
順路の最後のスペースでは「春の山野草展」が開催されていました。公式サイトに「開催期間延長」と記載がありましたが、開催期間については問い合わせてから出かけたほうがよいかもしれません。
小さなスペースでしたが、めずらしくて可憐な花がたくさん展示されており、見ごたえ十分。「斑入りクモマグサ‘紅小町’」は、丸く盛り上がった葉の上で咲く花がピンクのグラデーションになっていて、とても愛らしいです。
「ヒマラヤの青いケシ」は、涼しげな花びらと、はかなげな印象が魅力的。
小さな丸い葉と同じ大きさの、薄紫色の花がかわいい「バイカカラマツの交配種」。山野草は、可憐な雰囲気をたたえたものが多いという印象を受けました。
園内にはカフェなどの飲食スペースがありませんが、売店では山野草や植木のほか、ポストカードや写真集などが販売されていました。草花が好きな方はぜひ立ち寄ってみてください。
今回は箱根湿生花園をご紹介しましたが、いかがでしたか。ちなみに、園に隣接して「湿生茶屋」というお店があったので、ランチする場所に困ることはなさそうです。園のすぐそばには「箱根ラリック美術館」もありますよ。
新緑が気持ちいい季節、みなさんもぜひ、おしゃれをしてお出かけしてみてください。その際は、マスクや手洗いなどのコロナ感染対策も忘れずに行うようにしましょう。
<箱根湿生花園>
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817
0460-84-7293
開園期間:3月20日~11月30日(開園期間中無休)
休園期間:12月1日~3月19日
入園時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
入園料:大人700円、小学生400円
※詳しい営業情報は、お問い合わせください。
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