ファッションウィッグのフォンテーヌが
運営する、見るだけでも楽しい
おしゃれなお出かけ情報をお届け♪

ファッションウィッグのフォンテーヌが運営する、
見るだけでも楽しいおしゃれなお出かけ情報をお届け♪

メインイメージ

気分の上がる中華街と商店街が引力に!神戸元町を散策

No. 269

異国情緒漂う街として、横浜と並んで人気の港町・神戸。
神戸港が江戸時代末期に開港して以来、海外と日本の文化が混じり合い、どの街にも似つかない洗練された雰囲気を醸している神戸のなかでも地元の人々の暮らしが感じられるのが元町です。

今日は大好きな街、元町にお出かけしました。
中華街門

こちらは横浜、長崎とともに「日本三大中華街」の1つに数えられる中華街・南京町。神戸港開港と同時に産声を上げました。
元町のランドマークでもあるクラシカルな大丸百貨店の近くに伸びている通りには、中華料理店や食材店などがひしめきあっています。
中華街通り

横浜の中華街に比べると規模は小さいものの、個人的には小回りのきく広さが気に入っています。

いつも行列ができている豚饅頭の店「老祥記」。
老祥記

この日もテイクアウトを求める人でいっぱいでした。

中華街を東西にのびるメインストリートにある南京町広場には中国風の東屋が建っています。
広場

ここには十二支+パンダで、13体の像がありますよ。自分の十二支と一緒に撮影するのも楽しいですね♪

あら、こんなところでブルース・リーにご対面!
なんと迫力あるフィギュアなのでしょう。
ブルース・リー

中華街のメインストリートから北に少し歩くと、神戸元町商店街が。
元町という名前は「神戸のもとの町」という意味で1874年に名付けられたそうです。
元町商店街

全長約1.2㎞のアーケード街には、およそ300ものお店が軒を連ねていますよ。
そのなかには創業から100年以上を経た老舗もあり、異国情緒漂う港町の歴史を語っています。

ファッションをはじめ、ベーカリー、喫茶、美容院、ドラッグストアなど、新旧のお店が混在する商店街で気になるお店を発見!大きなガラス張りに大理石をあしらった風格ある「ユーハイム本店」です。
ユーハイム外観

こちらは全国に展開しているユーハイムの本店です。
ユーハイムといえばバウムクーヘンを連想される方も多いのでは。1909年創業で、日本で初めてドイツの伝統菓子であるバウムクーヘンを伝えたお店として知られています。

元町にある本店では洋菓子を販売するほか、喫茶やレストランも併設されていますよ。
ちょうどランチタイムだったので、地階のレストランで昼食をいただくことに。
地階にありながら天井の高いレストランは多くの人で賑わっていました。
ユーハイムレストラン

オーダーしたのはハンバーグとエビフライのセット。
ハンバーグとエビフライ

「ザ・洋食」メニューであるハンバーグとエビフライが同時に食せるなんて幸せ♪
大変美味しくいただきました。

ところで、ユーハイムの店名は創業者であるドイツ人、カール・ユーハイムの名前から。彼が日本で伝えたバウムクーヘンが初めて作られたのは神戸元町…と思いきや、実は広島!

戦時中、ドイツ人捕虜として広島にいたカールはドイツ人捕虜による作品展示即売会に出品するため、バウムクーヘンを焼いたといいます。日本で初めて作られたこのドイツ菓子は広島県物産陳列館(現在の原爆ドーム)に並んだそう。バウムクーヘンには意外な歴史がつまっているのですね。

今回は利用できなかったのですが、2階の喫茶室はレストランとはまた雰囲気が異なり、壁一面に古い写真が飾られたクラシカルなムード。2階の窓際の席からは商店街を往来する人々を観察する楽しみもありますよ。

また、1階のお菓子売場では品揃えが豊かなことはいうまでもなく、本店だけで購入できる商品もあるので、お土産にいかがでしょうか。
ユーハイム売場

元町商店街からのびる、ひっそりとした路地に入ると、中をのぞいてみたくなるほどセンスある隠れ家風のカフェや雑貨屋さんがあります。路地裏でシンパシーを感じるお店を見つけるのも楽しいですよね。
路地裏のカフェ

神戸元町は引力のある街。
何度訪れても、その魅力は語りつくせません。
近いうちにまた訪れたいと思っています♪

<ご案内>
ユーハイム本店
兵庫県神戸市中央区元町通1-4-13
TEL 078-333-6868
https://www.juchheim.co.jp/

-