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メインイメージ

アメ横の徳大寺に参詣後、絶品タマゴサンドを堪能!

No. 323

普段からJR山手線や京浜東北線に乗車する人の中には、御徒町駅~上野駅間で神社仏閣と思われる建造物を見かけたことがある人もいらっしゃるかもしれません。しかも鎮座している立地は買い物客で連日賑わっている、アメ横商店街の上!

いったい、これは何!?そんなわけで以前から気になっていた、アメ横の謎の建造物を訪ねてみました。

降り立ったのはJR御徒町駅。ここからJR上野方面に向かってアメ横商店街を歩くこと、約2分。お菓子の品揃えが幅広い「二木の菓子」に近づくと、「摩利支天 徳大寺(まりしてん とくだいじ)」の看板が。これが以前から気になっていた謎の建造物の正体でした。
アメ横上の徳大寺

二木の菓子の脇に設けられた石段を上がると…
本堂への階段

そこはアメ横の賑わいとは一線を画す清新な空気に満ちたお寺でした。
本堂

ここ徳大寺は江戸時代初期の寛永年間(1624年-1645年)の創建と伝えられる、日蓮宗のお寺です。重厚感を感じさせる本堂は1964(昭和39)年に再建されたもの。創建からずっと同じ場所に位置します。
本堂2

境内

徳大寺にお祀りされているのは開運勝利の神といわれる摩利支天(まりしてん)。こちらの摩利支天像は聖徳太子が手彫りされたものだそうです。

猪の背に立つ摩利支天は気力・体力・財力を与える神と言われ、戦国時代には出陣する際に摩利支天に勝利を祈願する武将もいました。上杉謙信は日輪と三日月を表した前立の付いた兜を被っていたことで知られていますが、この日輪と三日月こそ摩利支天を表すシンボル。武将たちが軍神と崇めた摩利支天の信仰が庶民の間で盛んになったのは江戸時代中期と言われています。

境内には摩利支天の乗りものとされる猪の像が。12日に1度巡ってくる亥の日がご縁日となります。
猪の像

この像の後ろにはJR の線路が見えます。

徳大寺の本堂は1923(大正12)年の関東大震災、1945(昭和20)年の第二次世界大戦と2度の火災に見舞われていますが、摩利支天像は焼失を免れています。
今や京都・建仁寺塔頭の「禅居庵」、石川県金沢市の「宝泉寺」と並んで「日本三大摩利支天」の1つに数えられている徳大寺。もしかしたらアメ横がいつも賑わっているのは摩利支天の守護のおかげかもしれませんね。
徳大寺から見るアメ横

徳大寺を後に向かったのはJR御徒町駅高架下にあるカフェ「egg baby cafe」。
外観

名前にeggと入っているように、このカフェは卵を使った料理やデザートを楽しめ、卵好きに愛されています。

オーダーしたのは看板メニューの「エッグベイビーサンド with フレンチフライ」。
エッグサンド

2つのサンドイッチには半熟卵が1つずつ、そしてマヨネーズであえた卵のフィリングがたっぷり挟まれ、まるで卵まみれ!1人分のタマゴサンドには計3つの卵が使われているそうです。
エッグサンドアップ

サラダとフレンチフライも付き、見た目を裏切ることなく、ボリューム満点。しかも想像通り、美味。タマゴってどうしていつも舌を裏切らないのでしょう!

タマゴサンドでお腹が満たされ、四角にカットされたプリンまでたどり着けませんでした。これは次回のお楽しみにとっておくことに(^^♪
プリン

お店の上ではJRの電車が走っていますが、それほど音が気になることなく、ゆったり過ごせます。ほとんどの席で電源とwifiが使えるので、お仕事する場所としてもおすすめですよ。
1階のフロアも広くて天井が高くて解放的ですが、こじんまりとしたロフト席も居心地よいです。こちらはロフトのカウンター席。
内観

御徒町・上野界隈に出かけたら、摩利支天を祀る徳大寺に参詣し、タマゴサンドを楽しんでみませんか。
社務所

〈ご案内〉
上野「摩利支天 徳大寺」
東京都台東区上野4丁目6-2
TEL 03-3831-7926
http://www.marishiten-tokudaiji.com/page04.php

egg baby cafe
東京都台東区上野5-10-9
TEL 03-6823-1155
http://shop.eocc.jp/ourrestaurants/egg-baby-cafe/

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