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メインイメージ

美と神秘の聖地。三女神降臨の宗像大社へ

No. 379

福岡市と北九州市とのちょうど中間にある宗像市。
今回はユネスコの世界文化遺産に登録された「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の中心地である「宗像大社(むなかたたいしゃ)」へお出かけしました。

この神社にはぜひ一度、参拝したいと思っていたところ、福岡在住の友人が車で連れて行ってくれるという嬉しいお申し出!
長く福岡に暮らしている彼女も宗像大社は初めてだそう。

パワースポットといわれる宗像大社は日本神話に登場する日本最古の神社の1つ。
御祭神は天照大神の三女神で「沖津宮(おきつぐう)」「中津宮(なかつぐう)」「辺津宮(へつぐう)」にそれぞれ祀られ、この三宮の総称が宗像大社。辺津宮が総社となっています。
辺津宮境内

私たちは福岡県宗像市の田島にある「辺津宮」へ。
こちらには市杵島姫(いちきひめしまひめ)神が祀られています。
宗像大社といえばこの辺津宮がよく知られ、神事の中心地でもあります。
本殿

こちらが本殿。
辺津宮の社殿は12世紀までに築かれたそうですが、戦乱などで消失・再建を繰り返しています。
最後に焼失したのは戦国時代の1557年で翌年、本殿が再建。その翌年には拝殿が再建されました。
摂末社

辺津宮の背後にある宗像山を上がっていく途中、森の中にとてもかわいいアートが展示されていました。
作品1

作品2

ここは「宗像みあれ芸術祭」の会場。「高宮祭場(たかみやさいじょう)」に行くまで、さまざまな作品が目を楽しませてくれました。
森の参道

こちらは神聖な空気が満ちあふれていた高宮祭場。
高宮祭場

古代祭祀が行われた場であり、宗像大社を語る上で大変重要な神域です。ここに宗像三女神が降り立ったといわれています。
祭場の前に立つと身体を聖なる空気が貫いていくようで、しばらく動けなくなりました。同行の友人も鳥肌が立つぐらい、聖なる空気を感じたそう。
昔は山や島、岩などに神が降臨されるといわれていましが、この祭場を訪れるとなんとなくそれがわかるような気がしました。
絵馬

さて、田島にある辺津宮は市杵島姫神が祀られていますが、他の二神は島に祀られています。
湍津姫(たぎつひめ)神を祀る「中津宮」があるのは筑前大島。ここは誰でも参拝可能です。
田心姫(たきりひめ)神を祀る「沖津宮」がある沖ノ島は簡単に足を踏み入れる場所ではなく女人禁制となっています。男性が入島できるのは5月27日のみ。
しかも前日から潔斎(穢れをはらう儀式)を済ませた人に限られています。

三女神に参拝したいという方はぜひ、高宮祭場にお参りした後にこちらへ。
境内社

境内には第二宮に沖津宮の田心姫神、第三宮に中津宮の湍津姫神のご分霊が祀られ、参拝することで三女神にお参りすることになるそうです。

現在の第二宮、第三宮の社殿は第60回式年遷宮(昭和48年)に際し、伊勢神宮の別宮の古殿舎が下賜されたものだそう。

宗像大社に参拝後は九州でとても人気のある「道の駅 むなかた」へ。
道の駅

ここは九州の道の駅のなかでもダントツの売上と集客を誇る道の駅。
宗像大社から車で約10分の立地にあります。

とくに玄界灘で獲れた鮮魚コーナーや地元の農産物、地元産スイーツなどが人気で、この日もたくさんの人で賑わっていました。
内観

私は手作りのこんにゃくとスイーツをお土産に購入。
とくにこんにゃくは市販のものにはないモッチリ感と濃厚な味わいがあり、再訪したらきっとリピートします。

「裏伊勢」ともいわれる宗像大社。
今回は総社の辺津宮だけの参拝でしたが、人生の節目を迎える時は再びこちらに足を運び、中津宮にも参拝したいと思います。
作品3
<ご案内>
宗像大社 辺津宮
福岡県宗像市田島2331
TEL 0940-62-1311
https://munakata-taisha.or.jp/

道の駅 むなかた
福岡県宗像市江口1172
TEL 0940-62-2715
https://www.michinoekimunakata.co.jp/

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