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メインイメージ

圧倒的なピンク感!ホーチミンの「タンディン教会」へ

No. 393

ベトナムを旅していると、キリスト教の教会をよく見かけます。
これはベトナムがフランスの統治されていた時にキリスト教が広く普及したことから。

ホーチミンの代表的な教会といえば「聖母マリア教会」ですが、現在は大規模な改修中(2023年7月)。そこで、訪ねたのは通称「ピンクの教会」としてSNSで人気沸騰中の「タンディン教会」です。

タクシーを使う場合、市内中心部のドンコイ通りから約10分で到着しますが、今回はバスを利用してみました。
繁華街からは約20分。
バスに乗車するにはマスクが必要です。

ピンクのマカロンのような色合いの教会はハイバーチュン通り沿いに建っています。この写真の真ん中に白い尖塔のあるピンク色の建物がそうです。
教会遠景

遠目からもわかるその姿は映画のセットと見間違うよう。
教会があるエリアは国内外の観光客が闊歩するホーチミン中心部に比べて、観光客も少なく、のんびりとした空気がたなびいています。

ネットで見てその姿は知っていましたが、実物を見るとよどみのないピンク色の存在感に圧倒されます。
教会にこの色彩を用いた人のセンスに脱帽。
正面

タンディン教会はホーチミンではサイゴン大教会に次いで2番目に大きく、フランス占領下の1876年に建てられました。

現在、教会内部に入ることはできませんが、外観の撮影はOK。
正面も左右から見ても、ピンク色の壁!
白色の窓や縁取りも愛らしいですね。
南国らしくブーゲンビリアの花が満開でした。
教会横

ブーゲンビリア

私が撮影している横では、このキュートなフォトスポットをカメラに収める人の姿が絶えることはありませんでした。
敷地内建物

愛らしい教会を後にして向かったのは「タンディン市場」。
ホーチミンの市場といえば、観光客であふれ返る「ベンタイン市場」が代表格ですが、ここは観光客の姿はほとんどなくローカルな雰囲気。
市場外観

布や洋服、日用雑貨、食品類、そして建物の四方を固めるようにみずみずしい野菜やフルーツ、塊を切りさばいて並べたお肉やお魚などがズラリ!
色々なものがひしめく市場の路地をバイクが走り抜けて行きます。
市場内部

市場外

ここでは念願のドリアンをゲットすることができました。
コロナがまん延した影響か、あるいは強烈なにおいを発するフルーツのせいか、ドリアンにはビニールのグローブが添えられていました。
市場の片すみで食べている人たちは皆、グローブを付けていましたよ。これも初めて見る光景でした。

ホーチミンはちょうどスコールの季節で、雨やどりもかねて(ちょうど小腹が空いていたし)市場のなかで「Sup Cua(スプチュア)」をいただきました。
Supとは「スープ」、Cuaは「カニ」という意味で、蟹の身がたっぷり入ったとろとろの具沢山スープは専門店もあるほど、ベトナム人に親しまれています。
カニのスープ

スコールが屋根に打ちつける音を聞きながら、お店に置かれた小さなイスに座ってスプーンで口にスープを運ぶ時間は日本にいては味わえないもの。
非日常にひたれる幸せを感じていました。

さて、帰りがけにはタンディン教会がバッチリ見えるスポット「コンカフェ」へ。ベトナムにはスタバもありますが、ベトナムならではのカフェチェーン店がいくつかあり、このコンカフェもその1つ。
コンカフェ内観

お店では先に注文・お会計をすませ、オーダーしたものを受け取って席に座るシステム。

レトロな雰囲気が素敵なカフェは3階建て。
タンディン教会をじっくり鑑賞するなら2階か3階がおすすめです。
3階にはテラス席があり、タンディン教会が目の前に!
3階テラスから

テーブル席からもスコールが上がった後の教会の姿が。
このカフェではどのテーブルにも生花が飾られていました。この心遣いが素敵ですよね
3階窓

壁のアートを楽しみながら、コーヒーと共にくつろいでいると、アジア人観光客が続々と訪れ、3階席は多言語が飛び交う空間に。
3階内観

このざわめきのなかに身を置くことこそ「旅」なのかもしれません。

<ご案内>
タンディン教会
289 Hai Ba Trung, Phuong 8, Quan 3, Ho Chi Minh

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