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実りの秋。馬事公苑を散策後、東京農大の収穫祭へ

No. 445

世田谷区にある「JRA馬事公苑」は、都内とは思えないほど空が大きく感じられる場所。
1940年に東京オリンピックに向けて日本の馬術選手を育成するために作られた馬事公苑は2016年から7年の整備期間を経て、2023年に新たな姿でオープンしました。
馬事公苑門

試合風景
東京オリンピック(1964年、そして2021年の大会)で馬術競技の会場となった馬事公苑を訪れるなら、私がおすすめする時間帯は午前中。なぜなら、運がよければ馬たちに出会うことができるからです。

メインアリーナ
2021年の東京五輪の会場に使われたメインアリーナでは、しばしば馬の調教風景を目にすることができます。
引き締まった体躯の馬が調教を受ける様子は迫力がありながらも優雅。
嬉しいのは、調教師の方たちが見物客がいると近くに来て馬の姿を見せてくれること。また、スタンドに座って馬が駆けていく姿を見ていると不思議と心が安らぎ、日常の喧噪から解き放たれる気がします。

馬

馬と子ども
苑内には時折、子どもたちが遠足に訪れることもあります。
メインアリーナやパドック周辺で歓声が聞こえたら、ここが生きものと人との関わりを体感できる場所なのだと改めて思います。

メインオフィスには、馬事公苑の歴史や馬術競技に関する映像を紹介するギャラリーが併設されています。

メインオフィス
ここには馬に関する本が並ぶ書棚やパネル展示などもあり、馬と人との長い歩みを学ぶことができます。また、この施設に使われている家具は馬事公苑のリニューアルに伴い、苑内で伐採された木を再利用して作られたもの。木のあたたかみに包まれます。

また、2階のカフェではメインアリーナを望めるテラスも用意されています。
テラスカフェ

ここでお茶を飲みながら、馬術競技を楽しむなんて優雅な時間ですよね。

苑内には芝生の広場が広がり、ピクニックにうってつけ。
ベビーカーを押す家族連れやお友達グループがお弁当を広げる姿も見かけ、地域の憩いの場として親しまれていることが伝わってきます。
苑内イメージ

鳥の巣遊具
木立の間を抜ける風や鳥の鳴き声に耳を澄ませながら歩いていると、馬の足跡を砂地に見かけることもあり、都心にいることを忘れてしまいそうです。
馬の像
もし秋に馬事公苑を訪れるなら、近くの東京農業大学世田谷キャンパスにも立ち寄ってみてはいかがでしょう。

毎年秋に開催される「収穫祭」は、世田谷に秋を運ぶイベント。
初日にはたいていテレビ番組がその様子を生中継するので、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。とくに醸造科学科統一本部が仕込む味噌は収穫祭の名物で、この味噌を購入するために訪れる人もいるほどです
収穫祭
学生の呼び込みで活気あふれる模擬店がずらりと並び、学生たちが心を込めてつくった料理や農産物を味わうことができます。農大らしいなと思った食べ物は、農大製の乳酸菌が振りかけられたシャカシャカポテト。乳酸菌の味はわかりませんでしたが、塩味で美味しかったです!
模擬店
また、学生食堂でも収穫祭限定の特別メニューが登場し、もちろん一般客も利用OK。
こちらはトロトロのサーモンが盛られ、その上に温泉卵をトッピングしたサーモン丼。
サーモン丼

サーモン好きな私は黙々と一言も発することなく、口に運びました。
また機会があれば、いただきたくなるお味でした。

2025年の収穫祭は10月31日(金)〜11月2日(日)に開催予定。
馬事公苑の散策と組み合わせれば、秋の1日を楽しく過ごせることでしょう。

<ご案内>
JRA馬事公苑
東京都世田谷区上用賀2-1-1
03-3429-5101
https://jra.jp/facilities/bajikouen/

東京農業大学世田谷キャンパス収穫祭
東京都世田谷区桜ヶ丘1-1-1
03-3706-9452
https://harvest-fes.com

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