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バンコクに誕生した"都市の森"を擁するモール

No. 460

2025年9月4日、バンコクのシーロム地区に新しいショッピングモールが生まれました。総延床面積13万㎡を誇る大型複合商業施設「Dusit Central Park(デュシット・セントラル・パーク)」の開業です。

タイの友人とシーロム・コンプレックスにあるカフェでお茶をしていた際にも話題に上がっていた、このモール。ちょうど近くにあるというので、友人と別れた夕方、1人で行ってみました。
エントランス周辺

このモールはBTS(スカイトレイン)とMRT(地下鉄)につながり、目の前にはバンコク市民の憩いの場であるルンピニ公園が広がっている…という利便性と自然の両方を手にしています。だからでしょうか、エントランス周辺には多くの人の往来が見られました。

バンコクにはサイアム・パラゴンやエムスフィア、アイコン・サイアムなど、集客力のある大型ショッピングモールがあります。デュシット・セントラル・パークがそれらの施設と一線を画すのは"都市の森"と一体化している点。どんな景色か見られるのだろう?とワクワクしながらエントランスを抜けました。

公園を望む風景

一歩足を踏み入れると、まずその空間のスケールに心を射抜かれました!
エスカレーターが幾重にも交差し、人々が上へ下へとダイナミックに行き交う様子は、まるで都市そのものが呼吸しているかのようです。フロアを移動するたびに景色が変わり、見ているだけで感覚が研ぎ澄まされていく感じ。上から下のフロアを望むとバンコクの景気が反映しているような熱気がみなぎっています。
エスカレーター風景

フロア

館内もさまざまなシーンで構成されています。
フード&スイーツコーナーの前に広がるのはクルマの展示コーナー。日本のモールにはあまり見られない空間構成かな?と思います。また、あるフロアの一角に突如と現れるのは子どもの遊び場。
クルマ展示

子どもの遊び場

食のゾーンも充実しています。
多彩なレストランが軒を連ねる中、日本食の存在感は特筆に値します。バンコクで日本料理の人気は以前から高いものがありましたが、ここではその熱量がさらに凝縮されています。
東京でも人気を誇る、炭火焼きハンバーグが楽しめる「米と挽肉」やトンカツ、ラーメン、寿司、そして一人しゃぶしゃぶのお店まで。タイにもおひとりさまってあるのでしょうか。
米と挽肉

一人しゃぶしゃぶ

どのお店も地元タイ人に支持され、行列が絶えません。

さて、このデュシット・セントラル・パークは屋上に何層も広がる森を形成する「ルーフパーク」の存在を抜きに語れません。訪れる前にここを紹介するYouTubeを見ていましたが、実際に足を踏み入れると、日本にもぜひこれを持ってきて欲しい…と嘆息しかありませんでした。
ルーフパーク

タイ最大の都市型スカイパークと称されるこの空間は、7ライ(約11,200㎡)にも及び、「都心における健康、長寿、そしてバランスの取れた生活の実現」を理念に掲げています。
緑の植栽が空の下に広がり、ところどころに展望スペースが設けられています。
その様子は、高層ビルの谷間にぽっかりと浮かんだ森のようで、眼下にはルンピニ公園の濃い緑が広がり、その向こうには無数の高層ビルが天へと伸びる風景が一望できます。
展望スペース

ここからは車の往来やスカイトレインが滑るように行き交う姿も見え、バンコクの鼓動がそのまま視界に飛び込んでくるようです。
この日、夕暮れ時には空がパープルに染まり、日が落ちると夜景がその役割を引き継いでいました。ここからの眺めは、多くのバンコクloverの心をつかむはず。私はこの景色が見るためにもう一度、ここに帰って来ると思います。
ルンピニ公園と摩天楼

レストスペース

森を持つショッピングモール。
かつての東京の熱気を思わせるエネルギッシュなバンコクで、これまでなかった新しい体験でした。
ウォーキングスペース

デュシット・セントラル・パークは、買い物や食事といった従来の商業施設の枠を超え、森とともに人々が集い、都市の中で自分を取り戻す場所になるのではないでしょうか。
モール内のカフェ

<ご案内>
Dusit Central Park
86 Rama 4 Rd, Silom, Bangrak, Bangkok 10500
https://dusitcentralpark.com

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