日帰り温泉「箱根の湯」で、日ごろの疲れを癒す
No. 262
今年は春の訪れが早く、3月中旬には桜の開花宣言が出ましたが、4月がやってくるとなんだかうれしい気持ちになります。とはいえ、なかなか収束しないコロナウイルスや不安定な天気に、ストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。今回わたしは箱根にある日帰り温泉施設「湯遊び処 箱根の湯」を訪ねて、日ごろのストレスや疲れを癒してきましたよ。
箱根登山鉄道の「箱根湯本駅」から温泉施設まで、片道100円のマイクロバスがありますが、緊急事態宣言発令中だったために減便しており、次のバスが来るまで約1時間半の待ち時間が。そこで、駅から徒歩6分程度の場所にある「茶房うちだ」で一息入れることにしました。パスタやドライカレー、サンドイッチなどの軽食、自家製のシフォンケーキやあんみつなどを楽しめる懐かしい雰囲気のお店です。
わたしが注文したのは、抹茶と桜のシフォンケーキ。サイフォンで淹れたコーヒーや抹茶などのドリンクが付いて980円と、リーズナブルな価格も魅力的です。ふわふわのケーキには、生クリーム・イチゴ・あんこ・塩漬けの桜がトッピングされており、さまざまなフレーバーが口の中に広がり、とろけるような美味しさでした。
さて、スイーツを食べて幸せな気分になったところで、駅前のバス乗り場へ。写真は、お店から駅までの途中にある橋からの眺めです。
「早雲通り行き」のマイクロバスに乗り約10分で到着。料金1100円と低価格なうえ、時間の制限がないので、のんびりと湯に浸かれるところがうれしいポイントです。
専用の源泉井戸2本から引いているという温泉は、冷え症、疲労回復、神経痛、関節痛、健康増進などに効果があるとされているようです。お風呂は内風呂のほか、打たせ湯、寝湯、ジェットバスなどの露天風呂があり、箱根の山々や広がる空を眺めながら入浴できます。個人的には寝湯が気持ち良すぎて、なかなかその場を離れられませんでした。
館内には有料と無料の休憩ルームや、マッサージなどがあります。食事はそばとうどんの軽食を提供していますが、この日はコロナの影響からか、軽食コーナーは営業していませんでした。わたしは、お風呂上がりの鉄板、コーヒー牛乳を飲みましたよ。
箱根でも桜の花が咲きはじめていました。
緊急事態宣言発令中だったこともあり、箱根湯本駅周辺は16:30頃にはすでに多数のお店が閉まっていたため、そのまま小田原駅へ移動。駅のとなりにある商業施設「ミナカ小田原」で少し早めの晩ごはんを食べることにしました。
「小田原みなと食堂」は、風情ある城下町の雰囲気の中で、小田原漁港直送の魚介を堪能できるお店。わたしは「地魚フライと刺身定食」を注文してみました。新鮮なお刺身とサクサクのフライが美味しくて箸が止まらず、ボリューム満点ながら、ぺろりと完食です。
おみやげは、小田原ちょうちんの焼き印がかわいい「小田原あんぱん」。神奈川県厚木市に本店があり、県内にお店を展開している地域密着型のパン工房「ブンブン」のものです。うすい皮にやさしい味わいのあんこがぎっしりと詰まったあんぱんは、緑茶はもちろん、コーヒーとの相性も抜群。おやつタイムにおすすめの一品ですよ。
今回は、箱根の日帰り温泉施設をご紹介しましたが、いかがでしたか。箱根はいたるところに温泉街があり、箱根湯本のほか、宮ノ下、姥子、宮城野、芦ノ湖、大涌谷、早雲山などにも温泉があります。
日帰りで気軽に楽しむなら箱根湯本温泉がおすすめですが、日ごろのストレスや疲れをしっかり癒したいなら、泊まりがけで温泉を楽しむのも良さそうですね。みなさんもぜひ、おしゃれをして春の箱根を楽しんでみてください。その際は、コロナウイルス感染予防対策も忘れずに行うようにしましょう。
<茶房うちだ>
神奈川県足柄下郡箱根町湯本640
0460-85-5785
営業時間:10:00~18:00(7~9月は19:00まで)
定休日:水曜(祝日の場合は翌日休み)
<湯遊び処 箱根の湯>
神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋100-1
0460-85-8080
入場料:1100円(小人550円)
営業時間:10:00~22:00
定休日:不定休
<小田原みなと食堂>
神奈川県小田原市栄町1-1-15 小田原新城下町1F
0465-46-8307
営業時間:11:00~20:00(ラストオーダー19:00)
定休日:無休
<パン焼処 ブンブンPlus>
神奈川県小田原市栄町1-1-15 小田原新城下町3F
0465-43-8187
営業時間:10:00~20:00
定休日:火曜
※詳しい営業情報は、お問い合わせください。
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