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心身をリフレッシュ!小田原の温泉と古寺めぐり

No. 282

みなさん、夏の疲れは出ていませんか? 猛烈な暑さがつづいたかと思うと台風が来たり、暑い中でマスクをしたりして、息苦しさを感じている人もいるかもしれません。そんなときは街にある温泉施設で、ぜひ心身を癒しましょう。

今回わたしが訪れたのは、「天然温泉コロナの湯 小田原店」。映画やボーリング、カラオケなどがある複合施設「コロナワールド」内にあります。
エントランス

アクセスは、JR東海道線「国府津駅」または「鴨宮駅」から歩いて約20分とやや不便なので、ドライブがてら車でお出かけするのがおすすめ。1500台分の駐車場は無料で利用できます。

到着したのがお昼の時間でお腹が空いていたため、まずはお食事処「温や」でごはんを食べることにしました。
ランチ

注文したのは「ミルフィーユかつ膳」。温泉玉子が付いていましたよ。ゆったり配置された席と飛沫防止のアクリル板で、ウイルス感染対策もしっかりと行われているようです。さて、ごはんを食べてくつろいだら、早速天然温泉に入りましょう。
エントランス2

大浴場、露天風呂、サウナがあり、豊富な種類のお風呂を楽しめるのが魅力的でした。屋外には岩風呂のほか、壺風呂、週替わりの替り湯、ぬるめの温度のぬる湯があり、屋内には、白湯以外にジェットバス、電気風呂、腰掛け湯などがあります。ちなみに、神経痛、腰痛、関節痛、冷え性、疲労回復などに効くそうですよ。

湯上りは、遠赤低温サウナやリラックスルーム、コミックコーナーなどがある別料金の「健美効炉」か、無料の休憩所でくつろぐことができます。このあとお寺へ出かける予定のわたしは、無料の休憩所でチョコミントのアイスを食べることに。湯上りのアイスは最高ですね。
アイス

その後向かった「飯泉観音(飯泉山勝福寺)」は、天然温泉コロナの湯から車で10分ほど。門の前には駐車場があります。小田原駅から行く場合のアクセスは、「新松田・下曽我行き」のバスに乗って「飯泉観音前」で下車します。
お寺1

飯泉山勝福寺は「坂東三十三観音」のひとつで、五番札所なのだそうです。坂東三十三観音の公式サイトによると、坂東札所は関東各地に点在しており、全行程は約1300キロメートルとのこと。また、飯泉観音は、関東地方で一番早く「だるま市」が開かれることでも有名なようです。
お寺2

歴史を感じさせる仁王門(仁王は左右にいます)。こちらは小田原市の指定文化財です。
お寺3

境内には、かわいい花が咲いていました。あざやかなピンク色が夏らしい雰囲気を醸し出しています。
お寺4

小田原市指定文化財の手水舎。船のかたちの前側には龍の頭が付いていて、工芸品のように精巧で美しいです。
お寺5

修復作業中のためか本堂には布が張られていました。朱色が目を引く本堂は、神奈川県の指定文化財だそう。
お寺6

本堂の内部。本尊の十一面観世音菩薩像が祀られています。帰宅後に調べてみると、開帳は33年に1度だそうで、2014年に開帳大法会が行われたとのこと。上部の細工もカラフルでとても美しいですね。
お寺7

とても小さいのですが、なんだかパワーが感じられます。
お寺8

境内にある大イチョウ。木の前に設置された看板によると、樹高30メートル、胸高周囲7.5メートル、樹齢は約700年とのこと。ものすごい存在感を放っていました。「かながわの名木100選」にも選ばれているそうです。
お寺9

小田原市で生まれ育った二宮金次郎(尊徳)の像もありましたよ。
お寺10

たくさんの石像が並んでいたので、不思議に思い帰宅後に調べてみたところ、四国八十八カ所霊場の本尊なのだそうです。ちなみに、飯泉山勝福寺は拝観時間が決まっており、8:00~17:00(冬期は9:00~16:00)なので、お出かけの際は気を付けてくださいね。

今回は、小田原の温泉と古寺を訪ねてみましたが、いかがでしたか。みなさんもぜひおしゃれをして、日ごろの疲れを癒しに足を運んでみてください。

<天然温泉コロナの湯 小田原店(小田原コロナワールド)>
神奈川県小田原市前川219-4
0465-45-5660
営業時間:8:00~深夜1:00(最終受付0:30)
定休日:無休
利用料金:大人(中学生以上)平日/750円、土日祝/850円、小人(3歳~小学生)全日350円、2歳以下無料

<飯泉観音(飯泉山勝福寺)>
神奈川県小田原市飯泉1161
0465-47-3413

※営業時間などの詳しい情報は、お問い合わせください。

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